本性って何よ

人の本性は、こういうものだ。

 

なんてぼやいている人をしばしば見かけるが、なんとなく、腹が立つ。

 

てめえに人の本性なんか、わかるもんか。「こういう人の本性は、ひどい。こういう人の本性は、素敵」そんな薄っぺらい発言、よくできたもんだな。気持ち悪。

 

「こんな人の本性は優しいから、僕もこんな人には優しくしたい」気持ち悪い。この、差別主義者め。ださい。

 

本性なんか、分からなくていいじゃないか。語りえぬものなんか、語らなくていいじゃないか。勝手に人の本性とか私の本性とか、決めつけるな。うるさい。全部うるさいよ。

 

 

 

本性よりも、相性の方を大切にしたいかな、私は。

たった一つの手段

 高校時代好きだった人がいて、今は日本を旅しているらしい。

 普通に母校は進学校だったから、みんな名の知れた大学に進んでいるのに。そんな、一風変わった彼のことが大好きだった。

 

 たった一度だけしたデートの帰り道、千円借りた。いまだに返せていない。ずっとそれが唯一のかけ橋だと思っていたけど、彼の性格上、忘れられている可能性が高い。がちごめん。

 

 彼はほとんどインスタグラムに投稿をしないが、ごくたまに上がるストーリーには、いつもお気に入りのゲーム配信者の動画のスクリーンショットに、彼が一言添えたものがみられる。

 

 空を見上げたらつながっていられる、なんていうような言葉に触れたことがある。たしか、クレヨンしんちゃんの漫画で、あのど派手な先生が、化石発掘を仕事にしている彼氏と遠距離恋愛をしていた回だったと思う。

 

 彼が空をみているかどうか、わからない。だって変わり者だから。でも、れいの配信者の動画を見たら、少し頭の中が垣間見られるのだろうか。

 

 

 こんなことを考えながら、結局すぐ忘れて眠りについてしまう私である。

青春を忘れたくないのですが。

 青春を、忘れたくないと思う。

 

 本当は、ずっと青春の中にいたいと思う。でもそれは、できない気がする。私は、すぐに成長してしまう。永遠にプリクラを撮りに行くほど元気になれない。何度も失恋するほど、お馬鹿さんでもない。

 

 本当は、ずっとプリクラ機の中でグリーン色に包まれていたいし、大好きな人に綺麗な空の写真を送り付けて、たまに反応をもらいたいけど。

 

 どんどんプリクラは値上げしていって、カーテンの色も変わって、落書きは流行らなくなってしまった。大好きな彼には彼女ができて、私にも彼氏ができてしまった。

 

 青春は、一瞬だから輝いているんだ。だって、汗だって、すぐに乾くし。乾いた後は、くさくなった体をシャワーで洗い流してしまわないと、どんどんにおってしまう。

シーブリーズでごまかすにも、限界があるんだよ。

 

 たくさんの友達ができた。たくさんの恋をした。今だって、楽しいけどさ。もう制服を着たらコスプレになっちゃうんでしょ。

 

 真っ黒のスーツが制服だなんていやよ、私。就職だなんてしたくない。やりたいことなんか、なんにもない。卒業式の日に、死んじゃえばよかったのに。

 

 でも、今だって、やっぱり、楽しくはあるんだ。

 

 もう、銀杏BOYSを聞いたって、号泣できない、その寂しさに、しくしくと泣くことしか。

 寂しい、寂しいな、でもまだぎりぎりでつながってる気がする。

 ほんとに怖いのは、しくしくとすら泣けなくなったときじゃないかしら。

 

 いやだ。でも、大人になりかけている。タイムリミットが、迫っている。

初投稿

 twitterばかりいじっている。そろそろ迷惑になりかねないと思った。

 

 思考が丸出しの呟きを翌日に見返し、ばかみたいに削除する日常から抜け出したかった。誰かが褒められているところも、誰かが承認欲求を丸出しにしているところも、正直見ていられなかった。

 

 ただ、私には、何か吐き出せる手口が必要だと思う。小学生のころから、生きづらさを感じてもう今は大学生になっている。その間、ずっと何かに殴り書きをし続けていた。

 

 せっかくだし、新しいことを始めてみようと思った。大学に上がると、ちらほらブログを書いている先輩を見つけた。(私は知り合いにこのブログを見せようとは思わないのだが。)

 

 これは、目標のない、つまらない、くだらない人生を送る一人の大学生のちょっと長めの呟きだ。呟きの、水たまりだ。

 

 よかったら、時々見に来てくださいね